重曹水とクエン酸を合わせることのデメリットはあるのでしょうか?
また飲む量に気を付ける必要があるのか調べてみました。
重曹水とクエン酸の飲む量
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重曹水に関して、飲む量は重曹を日に5g以内に抑えることがいいです。
というのも重曹は即効性があり、毎日継続して飲む場合に6g以上を飲み続けた方の事例では、「頭痛」や「下痢」といった体調不良が起きています。
また、他の薬との服用も注意が必要ですのでかかりつけ医がいる場合は相談してみることをオススメします。
クエン酸自体は、時間と共に体外へ排出されますので、明確に量について制限はありません。
ただ、クエン酸は酸性ですので、飲み過ぎると歯を溶かすことに繋がる「酸蝕症(さんしょくしょう」という危険があります。
歯が酸にへされる時間を減らすことが解決方法ですので、クエン酸は飲み過ぎず適量が良いです。
重曹水とクエン酸を飲むデメリット
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重曹は「弱アルカリ性」です。
人体はストレスや運動などによって酸性に傾いていきます。
その酸化を防ぐ為に重曹は重宝するのですが、クエン酸は「酸性」です。
その為、重曹とクエン酸を混ぜた場合、シュワ〜っと二酸化炭素と混ざり炭酸水になります。
お互いに汚れや臭いを落とす性質を打ち消しあってしまう「中和反応」によるものです。
pH(ピーエッチ)という数値を使います。
重曹はとても弱いアルカリ性(ph8.2)
- pH3以下:酸性
- pH3〜6:弱酸性
- pH6〜8:中性
- pH8〜11未満:弱アルカリ性
- pH11以上:アルカリ性
重曹(pH8.2)とクエン酸(pH2)では、中和反応が起きてしまい、重曹の持つ効果が半減します。
ベストはそれぞれ別々に飲むことが望ましいですが、重曹水で飲む場合より合わせることで半減するというデメリットがあります。
体感として飲みやすくなるので、疲労回復やミネラルなどの吸収率を上げてくれるクエン酸は是非とも一緒に飲みたいです。
重曹水とクエン酸を飲む健康
- 二日酔いの改善
- 便秘解消
- 疲労回復
- 虫歯、口臭予防
- 癌、慢性病(痛風、肝臓病)などの予防改善
- 乳酸を減らして酸性化を防ぐ(疲労回復、老化防止)
- 食欲促進
- 消化力と各種ミネラルの吸収率アップ(ダイエット効果、美肌効果、病気予防)
それぞれ体を健康に保つ上で重要な役割があります。
健康でいるための常識になるかと思います。
まとめ
pHという数字でみると、重曹とクエン酸は合わせて飲むと半減してしまうことが分かりました。
それぞれ単体で飲むと効果が発揮されます。
その場合、重曹水は朝食前、クエン酸は食後に飲むことが望ましいです。
健康にとても良いことが分かったのですが、重曹水はしょっぱく、クエン酸は酸っぱいのでお好みで調整してでも飲み続けたいですね。
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